シアワセって奴ぁ。

しあわせ　―あはせ ₀ 【幸せ/仕合(わ)せ/^▼倖せ】
（名・形動）[文]ナリ
(1)めぐりあわせがよい・こと（さま）。幸運。幸福。
「友人の―を祈る」「―な生涯」　　　　　　　　　　　　　　　　三省堂提供「大辞林 第二版」より

　シアワセ。
最近何かと「世知辛い世の中」とか「いいことがない」なんて言ってる人もいる。
だが、俺は最近、何かと「シアワセ」である。
悪いことが無いからシアワセなんじゃなくて、いいことがあるからシアワセなのである。

シアワセって奴ぁ、結構身近にいっぱい転がってる物である。
だけど、それにうまく気づくか、気づかないかの問題なんじゃねぇかな？
たとえば……アレやね。
アメリカじゃあ１セント拾うとラッキーだという。
１セントなんて、日本円にしても１円そこら。それでも「ラッキー」と言える。
その辺に「どんだけシアワセを感じるか？」ってセンスがあるんだと思う。
決して「安っぽい」だとか「貧乏臭い」んじゃない。
そこまで進んでシアワセを感じられるセンスは、いくら小銭を拾おうが………
仮に、大金をブチ込もうが買えた物じゃない。
どんな些細なシアワセでも、全身で心すべてでガッシリ掴んでやるのがいい。
ちょっと良いことがあったら、惜しみなく自分を祝えばいい。
３５６日全部が「オレ祝日」。そう信じちまってもいいんじゃないか？
何にせよ、いいならいいで喜べばいい。
シアワセって奴とうまーくつきあうにゃ、適度に甘やかすことも必要だぜ。
ただし、「しつけ」は的確に。

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